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ミラノ工科大学レオナルドキャンパスの視察

2 時間前
読了時間: 2分
キャンパス内で自由にくつろぐ学生や街の人たち
キャンパス内で自由にくつろぐ学生や街の人たち

塀のないキャンパス、庇の下で学ぶ学生たち


先日、ミラノ工科大学を見に行ってきました。


実際に訪れてみると、「学生時代にここを知っていたら、留学を志していたかもしれない」と思わされるくらい、印象深い場所でした。せっかくなので、感じたことを少し書き残しておきます。



建築学科学部棟に面した、キャンパス外の歩道にコーヒースタンドとパラソルが並びます。
建築学科学部棟に面した、キャンパス外の歩道にコーヒースタンドとパラソルが並びます。

気づいたら、キャンパスの中にいた


道を歩いていたら、いつの間にかキャンパスの中にいました。


道路から一段下がったところにピロティがあり、同じレベルでキャンパスが広がっていて、そのすぐ脇には食べ物や飲み物を出している売店のようなバールがあり、学生も近所の人も入り混じって時間を過ごしています。キャンパスと街がシームレスに繋がっています。



建物入ってすぐのピロティ
建物入ってすぐのピロティ
教室脇のピロティ状さんくんガーデン。学生に人気。
教室脇のピロティ状さんくんガーデン。学生に人気。
教室外のテラス。半地下空間。
教室外のテラス。半地下空間。

ピロティ状サンクンガーデン


半屋外空間に、机と椅子がずらりと並び、ノートパソコンを開いて、図面を描いたり、飲み物を片手に議論したりしています。


その日は、少し肌寒かったのですが、それでもみんな外が好みなのか、教室の中のほうがむしろ空いていました。


教室の中心に柱があり、壁面にも正面性が出ない工夫がされている、オープンスペース〜コリドー
教室の中心に柱があり、壁面にも正面性が出ない工夫がされている、オープンスペース〜コリドー

大講義室前のオープンスペースで設計課題に取り組む様子
大講義室前のオープンスペースで設計課題に取り組む様子
教室前のコリドーの中央に配置された固定家具と作業する学生
教室前のコリドーの中央に配置された固定家具と作業する学生

コリドーの中央に柱が並び、溜まりのスペースが生まれている印象を受けました。


ちょうどよい囲まれ感と開放感。設計者によって意図された空間の質が、人の過ごし方をここまで変えるのかと、あらためて実感する光景でした。


左側の平屋は模型制作だけを行う専用の棟。
左側の平屋は模型制作だけを行う専用の棟。
模型制作の風景
模型制作の風景

建築学部の中央広場に面して、模型をつくるためだけに新しく建てられた棟もあり、そこでは学生たちが黙々と手を動かしていました。


やデジタル空間でCG化し、計画案の建物内部を歩き回れたりする時代に、あえて模型を作ることにこだわり、専用の棟がキャンパスの重要な位置に配置されています。ミラノ工科大学、ひいてはものづくりの国イタリアのプライドを見た気がします。


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